目眩くタカラヅカの世界

こんにちは、225(ふじっこ)です。

最後にブログを書いてから約1年。コロナ禍で海外ライブ遠征もできず、ブログに書くネタもなくてずっと放置していましたが、最近私のミーハー魂がフィーバー💥💃🕺💥する出来事がありまして、備忘録的に久々にブログを書いています。


そのフィーバー案件とはズバリ「✨タカラヅカ✨」です。

ずっと自分とは縁がないと思っていたのに、いざ見終わって余韻が深まってくると、私の脳の奥からドーパミンが湧き上がってきて、頭の中に心の声が鳴り響きました。

超楽しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼️」と。


そもそもどうして宝塚を見ることになったのか。

それは数ヶ月前に、とある宝塚ファンの方から1枚のブルーレイを興味本位で借りたことが始まりです。(海外の推しに会いに行けないので、国内で推しができたらいいなぁ、という軽い気持ちで)タイトルは『壬生義士伝』。前情報があったわけでもないのに、何故か私が以前ハマったジャンル(新選組)の作品が厳選されて私の元にやってくるという偶然。これはもう運命かもしれない…。見る前からそんな予感がしてきました。

そしていざ見てみたら、男役の「朝美絢(あさみじゅん)」さん、通称「あーさ」に目が釘付け。んんんんん?????このまるで少女漫画の世界から抜け出してきたようなイケメンは誰?????女性なのにかっこよ過ぎてリアル・オスカル(※ベルサイユのばらの主人公)じゃん?????お顔が突き抜けて好み過ぎるんだが?????と、私の脳がバグを起こし、結局どのシーンでもひたすらあーさを目で追うようになってしまいました👁👁(ちなみに、お芝居の内容もとても良かったです。泣けました)。


というわけで、その後あーさが頭から離れなくなった私は、彼女のこと、宝塚のことを調べまくりました(まずは情報を集めるタイプのオタク)。誕生日、ニックネーム、出身地、宝塚に入った経緯、身長、私服写真はもちろんのこと、宝塚とは何か、トップスターは誰か、グッズ、友の会、私設ファンクラブ、お茶会、入り待ち・出待ちなどなど…。他にも、銀橋、ムラ、ダルマ、ロケットなどといった独特な用語も多数あり、調べれば調べるほど底知れぬ沼の深さを感じます。


ただ、このまま知識だけ増やしても埒があきません。あーさは気になるけど、映像だけではまだ宝塚にハマったとは言い切れない。そこで自分の気持ちを確かめるべく、ブルーレイを貸してくれた人にお願いして、あーさの所属する宝塚雪組の『シティーハンター -盗まれたXYZ- 』東京公演チケットを取ってもらうことにしました。(『シティーハンター』はアニメも漫画も好きでした)


そして新型コロナのワクチン接種2回目も済ませ、緊急事態宣言も解除された10月某日、ついに行ってまいりました🎊


初めて訪れた東京宝塚劇場。付近には予想以上に大勢のお客さんの姿があり、タカラヅカのあまりの人気ぶりに驚愕しました。宝塚って昔からあるので、実はちょっと古いイメージを抱いていたんですけど、若いお客さんも多く、現役バリバリだったんですね〜。失礼致しました。己の不見識を恥入りつつ、とりあえず記念にポスターを撮りました。

ちなみに、こちら↓がお目当てのあーさです。主役の冴羽獠の昔のパートナー、アメリカ人のミック・エンジェル役。もともと日本人離れした彫りの深いお顔立ちで、金髪の鬘やブルーのカラコンもサマになっています。どぎついデザインのスーツ姿にも関わらず「ひえ〜〜〜かっこいいーーーーー」とキュンキュン💓あまりにも完璧すぎて、一瞬フォトショップか?と疑いましたが、このあと実物を見て「ポスターのまんまじゃん…」とビビり倒しました。界隈では顔面が国宝と言われているそうですが、納得。

そして入り口を一歩入れば、真っ赤な絨毯敷きの階段と、頭上に煌めくシャンデリアがお出迎え。ただでさえ高揚している気分がますます高まります。

2階のロビーに上がると、雪組のパネル展示がありました。たくさん貼られていましたが、特に私の目を引いたのはこちら。

あーさに負けないくらい、私の好みにどストライクなビジュアル。こちらの方は「早霧せいなさん」という元雪組トップスターで、残念ながら2017年に退団されているそうです。生で見たかった〜。。(映像で我慢)


そしていよいよ上演時間が迫り、着席。幸運にもMY初日はSS席、翌日はA席のセンターという超良席で見ることができました。(チケットを取ってくれた方、ありがとう!!)

最初はこのお芝居の内容や、その後のショーについて書こうかと思いましたが、私より遥かに詳しく、宝塚をこよなく愛する方々が、すでに詳細でパッション溢れるブログを多数書いておられるようなので、私は私なりに、初心者目線の「ここがすごかった」ポイントをざっくり書いていこうと思います。


その1:一日で二度美味しい✌️

さっき触れましたが、宝塚はお芝居とショーの2本立てが基本。この日も『シティーハンター』のお芝居のあと、休憩を挟んで『Fire Fever!』という歌とダンスが中心のショーが上演されました。1日で全く違う世界観を楽しめるので、見終わった後の満足度が非常に高いと思います。特にショーは凄かった。。。1時間のはずが、体感10分。緩急つけた多彩で内容の濃いステージなのに、見入っているとあっという間に終わってしまう、夢のような世界に痺れました。(この後「もっと見たい…」という禁断症状に苦しみました)


その2:「男役」にキュン🕺

私の推し(確定)のあーさもそうですが、宝塚の名物の一つといえば、女性が演じる「男役」。現実にいたら引いてしまうほどキザな男性像でも、宝塚にかかれば不思議と「かっこいいーーー!」となってしまうのは、私たちの「理想」を形にしてくれているからでしょうか。(もちろん理想なんてものは人によって違いますが)男性の役者さんが「理想の男」を演じると、やはり本当の男性なので現実味が強くなりますが、宝塚では女性が演じるので、うっすらと夢の世界のヴェールがかかって、より神秘的な憧れの存在として見えるのかもしれません。


その3:潤沢な推し候補💘

現在のようなコロナ禍で、気軽に海外にも行きにくい状況というのは、洋楽バンドマンを追いかけている私のような人間にとって地獄です。推しに会えず、心はまるで砂漠のようにカラカラ。「お、推し(水)…」と遠くに見える幻影に手を伸ばしながら、まさに行き倒れそうになったその時に出会ったのが宝塚。幕が上がると、そこは推し候補になりうる人材がワッサワッサといるオアシスでした。もちろん最初はあーさ(とトップの彩風咲奈さん)しか見ていなかったのですが、2回目の公演や、その他作品をあれこれ見ているうちに「あれ?この人なんか気になるかも」という推し候補達がポツポツ現れ始めます。現在の推しを愛でながら、未来の推しも青田刈りできるという、一石二鳥(?)の推し自動供給システム。もはや永遠に足を洗える気がしません。


以上がざっくりしたまとめです。


そして最後に大本命のあーさこと「朝美絢さん」について。

最初は彼女のお顔ばっかり見ていた私ですが、実際にお芝居やショーを見てからは、彼女のもっと素晴らしい資質に気づきました。それは「」と「」です。

私が歌手などのアーティストを好きになるきっかけで多いのが「声」なんですが、彼女の声がすごく好きです。特に歌声がいい。堂々としていて上手いし、声量もある。男役ならではの力強さもありつつ、どこか少年のような中性的な雰囲気もあり、もっともっと聞きたいな〜と思ってしまいます。

そして「目👀」。劇場では双眼鏡でずーっと彼女の表情をアップで見ていたのですが、隙と言うものが一切ありませんでした。「人間なんだし、お芝居の時間もそこそこ長いし、一瞬くらい気が緩むだろう」とその瞬間を待ち構えていたのですが(本気で好きにならないように、なんとかダメな部分を探そうと必死な私)、たとえ他の人がセリフを言う番であっても、一分の隙も無く2000%ミック・エンジェルになりきっていました。なんといっても、彼女の大きな目がものすごく雄弁なんです。セリフがなくても、毎秒毎秒、感情の動きを全て目で表現してしまう。。。まるで何か不思議なパワーが宿っているような感じです。だから双眼鏡を覗いている時に彼女と目が合った(と思った)瞬間、マスクの下で思わず「えへっ💛」と照れ笑いをしてしまいました🙈。あれは「お前を見てるぜ!」という目でした(妄想)。ストレートの女性のハートをも撃ち抜く目線、恐るべしです。そしてお芝居とショーを最初から最後まで全集中でこなす、そのプロフェッショナルな姿に惚れました。(他のジェンヌさん達もきっとそうだとは思いますが、あーさばっかり見てたから許して💦)

というわけで、私の宝塚沼は始まったばかり。これからも徐々に沼ライフを楽しんでいこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました🌹🤗

225のひとり言

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