Living The Dream Tour遠征 vol.3〜天国と地獄〜

MOSCOTでまいちゃとお揃いのサングラスをゲットしてルンルンの私とOさんは、そのままお店と同じ通り沿いにある「The Great Frog」へ行きました。こちらはイギリスのロンドン発のジュエリーショップで、ミュージシャンとのコラボ作品も多数あります。

こじんまりしていて、シックな雰囲気。ここはSMKCのリズム・ギタリストのフランクが身につけているEye Ringを作っているお店なんです。

Photo via Frank Sidoris


これはデヴィッド・ボウイの目を象ったリングだそう。とてもリアルで綺麗ですね。ちなみにこのお店はフランクの他にもAerosmithのベーシスト、トムもご愛用のようです☺️


私は何も買わなかったけど、実物を見られて満足。Oさんはかっこいいシルバーのリングを買って、ついでにイケメンの店員さんとツーショットを撮っていました。


そしてお店を出て、今度は通りを挟んでほぼ真向かいにある「I NEED MORE」へ。

ここもずっと来たかったお店でした。イギー・ポップやシンディ・ローパー、ユアン・マクレガーなど、数多くのミュージシャンや俳優と親交が深く、カリスマ的なオーラを持つオーナーのジミーさん(何となくさん付けw)が経営していた、ロックとパンクのセレクトショップです。2017年にオープンしたんですが、それに先立ってスラッシュがドクロの絵とサインをプレゼントしていました。

Photo via I NEED MORE


私たちが行った日はジミーさん不在でしたが、絵とサインはちゃんと残っていました👀

かっこいいですね☠️

ていうか、アレッ?このブログを書いてて今気づいたけど、サインの日付が2017年の10月7日となってますね。私たちが訪れたのは2018年の10月7日だったので、なんとちょうど1年前!!😱(気づくのが遅い)すごい偶然。

ちなみに、私たちが訪れたほんの数日前にもSMKCのメンバーがお店に来ていました。偶然会いたかったな〜。まいちゃもこの空間にいたんだと思うと、思わず鼻の穴が膨らみます🐽(まいちゃの吐いた息が残っているかも)

Photo via I NEED MORE


私はお店のロゴが入ったTシャツとトートバッグを購入しました。Tシャツはまいちゃとお揃いです。

Photo via I NEED MORE


店員さんに「どこから来たの」と聞かれて「日本だよ。スラッシュのライブを見るんだ〜」と言ったら「クール!」って言われました。えへ。


残念ながらジミーさんは、今年の4月に癌で亡くなってしまいました。I NEED MOREも7月下旬に閉店してしまうそうです。いつかジミーさん本人に会ってみたかったけど、その願いは叶わずじまいでした。それでも、たった一度だけでもお店に行けて良かったと思いました。心よりご冥福をお祈りします。


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そしてこの日の締めとして、夕飯を食べにTatsu Ramenへ🍜

はい、お察しの通りここもSMKC絡みです(笑)ニューヨークのお店ではないんですが、まいちゃもTatsu Ramenでラーメンを食べたことがあるんですね〜🍥


お店に入ると、タッチパネルでオーダーをするシステムでした☝️

そしてまいちゃが食べていたヒッピーラーメンを注文。ヘルシーなチョイスがさすがです。

そしてまいちゃのポーズを真似っこしてみましたw

(お箸をクロスさせるの忘れた)

うあーーーーーーん!!

こんな風にまいちゃとラーメンデートしてみたぁぁあーーーーーい!!


まいちゃ「ほうれん草苦手なんだよね。食べてくれない?」

私「もーしょうがないなー❤️」

(妄想トーク)


でもでも、こんな至近距離でまいちゃの顔を見ながらラーメンなんて食べたところで、きっと緊張して味なんか分からないと思います😑醤油だろうがとんこつだろうが無味です、無味。そもそもラーメンを食べる時の私の顔が無理すぎて見せられないし😱もうラーメンやめて水を飲むしかなくない???(そう考えると奥さんほんとすごいな…ラーメンどころか、朝起きたら隣にいるんだよ?)


やっぱり私にはまいちゃとのラーメンデートは無理そうです。あー今目の前にいるのがOさんで良かった〜安心して味わえる〜(笑)そしてラーメンはとても美味しかったです。醤油ベースに生姜の風味が効いていて、日本では食べたことがない味でした。またぜひ行きたいと思います。


そしてここからが最初のトラブルのスタート💣

夕飯を済ませた私たちは宿に戻るべく、最寄りの駅へ移動しました。やがて電車がホームに到着🚃しかしどの車両も結構混んでいます。私はホームを歩きながら「うーん、どこか空いている場所はないかな〜」と入れそうなドアを探し、ふっと後ろを振り返ると、なんとOさんがすでに電車に乗り込んでいました。え!まじ?😱彼女も私が乗っていないことに驚いている様子でした。そしてあっという間にドアがプシューッと閉まり、お互いあんぐり口を開けたまま電車が発車してしまいました。これはヤバい。私は慌ててOさんにメッセージを送り、宿の最寄駅で落ち合うことになりました。


いろいろ調べたり駅員さんに聞いたりして、とりあえず私も電車に乗って最寄り駅で下車しました。しかし階段を上がって地上に出てみると「ここはどこ?」状態😳こんなとこだったっけ?辺りに人影はなく、なんだかだだっ広い場所でした。完全に記憶にない。でも駅名は合ってたはず???と思い、現在地から宿までのルートをGoogle Mapで調べると、徒歩20分と出ます。これ、絶対違う!!どうしよう😱自分がどこにいるかも分からず、一人ぼっちで、周りは真っ暗。「やべー殺されるかも」とパニックになりました。(大袈裟)とりあえずOさんに現在地を送り、お互いに歩いて近づこうということになり、私はスマホを片手に猛然と宿の方向に向かって歩き出しました。競歩かっていうくらい早足です。


しばらく歩くと人がいました。でも男性ばかりです。日本でだって男性しかいない所では不安になるのに、外国だと尚更緊張します。一人か二人くらい、犬を散歩させている女性がいてちょっと安心しましたが、それでもここはアメリカ。誰かが銃を持ち歩いているかもしれない😨しかも私がいるのは、かつて治安の悪かったブルックリン 。マジで生きて帰れない可能性が浮上してきて、心臓がバクバクします。


足が攣りそうになりながら、そのまま12〜13分くらい歩いたでしょうか。ついに前方から同じように早足でやってくるOさんの姿を発見!「あーいたー!良かった〜」とめちゃくちゃ安堵しました。脇に大量の冷や汗をかいたけど、無事に再会できて一安心。そしてどうしてこんなことになったのか落ち着いて話してみると、どうやら最寄り駅は「Nostrand Av」だったのに、私が間違えて「Nostrand Avenue」というほぼ同名の駅に降りてしまったのがいけなかったみたいです。まあ、「蒲田」と「京急蒲田」の違いみたいなもんでしょうか。(分かるか!!)皆さんもお気をつけください。。。😅


いやーそれにしても生きてて良かった。これでまいちゃに会える。

安心しながら宿に戻り、玄関のドアに手をかけると、なんと開きません。押しても引いてもダメです。

は❓

どういうこと❓❓❓

ドアをドンドンドン!と叩いても、誰も応答しません。

❓❓❓

上の階に灯がついていたので、外から「おーい!!」と呼んでみますが、シーンと静まり返っています。通りから見える半地下のダイニングにも灯がついていて、奥のテレビも映っているけれど、誰もいません。



し・め・だ・さ・れ・た☆



第二の危機到来です。今やっと命からがら(?)宿に帰ってきたのに!!

ご近所さんっぽい人に「ここのオーナー見なかった?」と聞いても「知らない」と言われたり、オーナーに直接電話やメールをしてもなしのつぶて状態。最悪です😫


結局、玄関前に30分くらいいたでしょうか。途方に暮れた私たちは、このままここにいるわけにもいかないと思い、アプリで近隣のホテルを予約しました。少なくとも財布はあるし、いったんホテルで寝て翌朝荷物を取りに来よう、と。痛い出費ですが、背に腹は変えられません。なので少しでも安くあげようと「キャンセル不可」のプランで申し込みをしました。そして予約が完了し、Uberを呼ぼうとしたまさにその時。通りの向こうから、見覚えのある夫婦が歩いてきました。なんと私たちが朝ダイニングで会った、同じ宿に泊まっている人たちでした。向こうは気楽な笑顔で「ヘーイ♪👋」と声をかけてきましたが、私たちは悲壮な面持ちで「宿に入れないの😭‼️」と訴えました。するとご夫婦の奥さんの方が「鍵の在り処を知っているわよ」と。何ですと!?


奥さんは半地下にあるドア付近をゴソゴソやって鍵を取り出すと、玄関の扉を開けてくれました。まさか、キャンセル不可の宿を予約した直後にこんなにあっさり入れるなんて。。。あまりのタイミングの悪さに、私たちの心は深くえぐられました…なんでオーナーは私たちにも鍵の在り処を教えてくれなかったんだーーーー‼️🔑


奥さんのおかげでどうにか中に入れたものの、すでにホテルの予約は完了済み。結局、私たちは荷物をまとめてホテルに移動することにしました。どうせこの宿への支払いはとっくに済んでいるし、チェックインも適当だったからチェックアウトもなくて大丈夫だろうと。なので私たちは速攻でスーツケースに荷物を突っ込み、Uberを呼んでホテルへ移動しました。(案の定ホテルはめちゃくちゃ快適で朝食も美味しかったです笑)


こうして、聖地巡りを目一杯エンジョイした後に迷子&宿に入れない&プラスの出費という、なんともアップダウンの激しい1日が終わりました。まさに天国と地獄。しかも、トラブルはこれだけで終わりませんでした…。続く。

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