Living The Dream Tour遠征 vol.4〜登っても登っても〜

10月8日の朝。いよいよライブ会場のある街ハンティントンへ向かいます。


ホテルをチェックアウトした私とOさんは、まずNostrand Av駅へ移動しました。ちなみに私が昨日間違って降りたのはNostrand Avenue駅で、B&Bの最寄駅は「地下鉄の」Nostrand Av駅。今日の駅とは同名だけどまた別の駅です。なんてややこしいのーっ😫💦


で、この日のNostrand Av駅は地上2階部分にホームがありました。でもエレベーターはなし。。。仕方なく25〜30段くらいある階段を、重いスーツケースを抱えながらえっちらおっちら登ります。もともと筋力のない私はここで体力をだいぶ消耗して、肩でゼーゼー息をついている状態。そしてホームにあった券売機で切符を買って、電車を待ちます。ここはちょっと記憶が曖昧で、切符を買う前か買った後か忘れちゃったけど、行先の違う電車がホームにやってきて、その電車に乗っていた車掌さんらしき人が「(中継地点のジャマイカ駅へは)こっちのホームで待っていればOK」と言っていたので安心して待っていました。


ところが、しばらくすると向かいのホームにいた女性が「ジャマイカ駅行きはこっちよ!」と大声で言ってきました。どうやら向こうの電光掲示板で案内があった様子。なので、私たち含め、ジャマイカ駅方面に向かおうとしていた人たちはみんな一斉に階段を降り始めました。(ホームとホームが繋がっていないので階段を降りてまた登るしかない)


さっき階段を登るので力を使い果たしたのに、今度は降りるなんて…💀ハァハァ言いながらなんとかスーツケースを下まで運び、道路を突っ切って反対側のホームへ続く階段まで移動したものの、私の体力はそこで限界を迎えました。「どうしよう…もう持てない…😭」ガチの弱音でした。腕はだるく、太腿もガクガクしていて完全に脱力状態。もう少し時間をあけないと力が出せそうにありません。するとOさんがおもむろに言いました。


「じゃ、わしが持つ」


えええ❗️❓

私よりやや小柄なOさんに持ってもらうという発想が頭になかったので、めちゃくちゃ驚きました。(ちなみに「わし」と言っていますが女性です)Oさんだって自分のスーツケースを持って階段を上り下りしたばかりなのに…😭でも電車のくる時間も迫っていたので、ありがたくお言葉に甘えました🙏が、さらに予想外だったことは、Oさんが自分のスーツケースと私のスーツケースを「よっ」と同時に持って階段を登り始めたことです。


彼氏なの❗️❓


なんという基礎体力の違い…。私はまるで神を見るような気持ちでOさんの後ろ姿を見つめながら、ついにホームへの階段を上まで登り切ることができました。

エイドリアーーーン‼️🙌(ロッキーが好きな人にしか伝わらない)

この日以来、私はOさんに足を向けて寝られません。ほんとにほんとに感謝感激です。


ホームの上では、私たち同様反対側から移動してきた人たちが、さっき大声で教えてくれた女性に「教えてくれてありがとう」と感謝していて、その女性も「ここはよくホームが変わるのよね」などと笑顔で答えていました。


しかし、です。また誰かが「ホームはあっちだ!!」と言い始めました。はぁ?????どうなってんの???「また変わったみたい!!」


嘘でしょーーーーーーーーーーーー💀💀💀


なんの修行なの!?戸惑う私をよそに、またまたみんなが一斉に移動を始めました。早くしないと電車が来ちゃう😱流石にもうOさんに頼るわけにもいかないので、私も自分のスーツケースを抱えて夢中で階段を降ります。そうこうしているうちに、電車のやってくる音が!めちゃめちゃ焦ります。そして再び道路を突っ切り、最初に登った階段の下へ。しんどいけど、ここは登らないと…!意を決した私はありったけの力を振り絞り、スーツケースをガンガンぶつけながら階段を登りました。まさに火事場の馬鹿力というやつです。


そしてなんとか階上に到着。すでに到着していた電車になだれ込むように乗り込んで、「はぁーーーーっ」と長いため息をつきました。。。全く、昨日に引き続いて朝からこんなトラブルとはツイてない💦死ぬほど疲れました。。。(Oさん、ありがとね)

電車の中で一息つく私を隠し撮りするOさん


そして電車にしばらく揺られてハンティントンへ到着。

ここも一応ニューヨーク州だけど、かなりの田舎です。ホテルの周りはこんな感じ。

ね?


近くにスーパーがあったので、水なんかはそこで買って、夕飯はだいぶ歩いたところにあるショッピングモールのイタリアンで食べました。

小麦粉のフルコース。笑。美味しかったけど食べきれなかった。。。


この日はだいたいこんな感じで終了。翌日はいよいよライブです。

続く。

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