H.e.a.t来日公演3

どうも、225です。

かなり時間が経っちゃったけど、やっとH.e.a.t来日公演パート3です。前回が東京(渋谷)公演についてだったので、今回は主に大阪公演について書きます。あとその他もろもろ。


大阪公演は東京の翌日、2月17日(土)に梅田のクラブクアトロで行われました。なのでお昼ちょっと前くらいの新幹線で大阪へ移動することに。その移動の際に目にしたのが、非常に多くの若い女性達でした。何かあるの?と思ってよく見ると、どうやら韓流アイドルのイベントのよう。「推しに会いに行く」という共通の目的に向かい、まっすぐ前を見据えながら東から西へ大移動を繰り広げる見ず知らずの女性達。バッグにつけたロゴ入りキーホルダーやステッカーがどことなく誇らしげに見えます。興味のない他人にとってはただのグッズでも、本人達にとってそれは旗印であり、愛情の表れ。自分の身なりを整えるより先に推しのグッズに課金してしまう私からすると、なんだかアツいものが込み上げてきます。ジャンルは違えど、私たちはいわば戦友のようなもの。かなり一方的にそんな連帯感を覚えながら、なんとなく厳かな気持ちで指定席に座り、黙々と崎陽軒のシウマイ弁当を食べました。

そして大阪に着き、ホテルにチェックイン。軽装になって会場に向かいます。

会場ではSNSを通して知り合った方とも直接お会いしてご挨拶できました。東京公演の時もそう。基本的に一人参加だったのに、初めてお会いした方たちと仲良くさせて貰って、一人で行った気が全然しなかったのがすごい(笑)。今回のH.e.a.t来日公演を最高のものにしてくれた要素のとても大きな部分だと思います。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m


そして開場時間を迎え、ラッキーなことに2列目ゲット。しかもずっと気になっていたデイヴのど真ん前です。えへへ。

でも元々エリクでH.e.a.tにハマったから、なんだかんだエリクの写真と動画ばっかり撮っちゃうかも…♡と思っていたけど、最終的にカメラロールはこうなりました。

デイヴ率高し。

浮気じゃないですよ!どっちも好きなんです。東京公演の時は遠目だったからあまりよく見えなかったし、サイン会の時もポーカーフェイスだったし、日本でメンバーとカラオケしてる写真すら感情が見えなかったからちょっと何考えてるかわからないミステリアスな人だなーと思っていたけど、間近で演奏を見てやっと合点がいきました。この人、ジョー・ペリー(エアロスミスのギタリスト)タイプなんだなと。口数は少ないし、愛想笑いはしないけど、演奏はめちゃくちゃアツい。音楽大好き、ギター大好き、ライブ大好きって感じでまさにLet the music do the talking状態でした。ギャップ萌えが凄い。。。(ライブ終了後は数々のフォロワーさんが私と同じ状態だったけど笑)エリクとはまた違った魅力がある人だなぁと思いました。しかも、彼の弾くギターソロがめちゃくちゃ好み。テクニカルな事はわからないけど、とにかく最新アルバムのInto The Great Unknownに入ってる曲のソロはどれもヴォーカルと同じくらい雄弁だし、ソロを聞くために何度もリピート再生してしまうほど(私にとっては異常事態)。特にBastard Of Society、Redefined、Eye Of The StormとFYI Miley(ボーナストラック)のソロがお気に入りです。演奏の幅が広いしメロディーも私の心にバシバシ刺さるし、音の表情がとても豊か。こう言う音を作れる人というのは、やっぱり感性が豊かなんだろうな〜と勝手に想像しています。顔面の表情は人よりだいぶ乏しいけど。


そんなわけで、大阪公演は間近で彼らのダイナミックなパフォーマンスを見ることができて、東京公演の時よりも大興奮でした。(2公演ともドラムのクラッシュだけはよく見えず残念)セットリストはこんな感じ。(またまた公式から拝借)

東京公演のセットリストにStraight For Your Heart、Shit City、Who Will Stop The Rainの3曲が追加された形ですね。


披露された曲については前回のブログであらかた書いてしまったので省くけど、一個追加したいのが、ヨナのキーボードについて。新アルバムの中にEye Of The Stormっていう曲があって前回も触れているけど、「キーボードってロックとめちゃくちゃ相性がいいのね」と再認識させられたのがこの曲です。最後の方のサビ部分で、エリクの力強いヴォーカルを更にバックアップするかのようにヨナが奏でる鍵盤の音は、まるで斜面を転がる虹色の水の玉のよう。見えない光を反射してキラキラと輝きを放ちながら曲を前へ、前へと進めていきます。ここは本当に鳥肌が止まらない、私の大好きなパートの一つ。そしてこういう綺麗な音やメロディーを聴くと、「男の人なのにこんな繊細で綺麗な曲が作れてすごいな〜」といつも感動を覚えます。男とか女とか、性差で能力に違いがあるとするのは最早ばかげているけれど、多くの女の人は綺麗なもの、可愛いものが好きというのは否定できない事実だし、多くの男の人はかっこいいもの、シャープなものが好きというのも、世の中に出ているあらゆる商品を見ていると分かる。だから、なんとなく「綺麗なもの、美しいもの」は女性の領域という錯覚が(私は)起きるんだけど、とりわけ音楽に関しては全く当てはまらないですね。まさにアーティストの御業。そんな素晴らしい作品をわずか数千円で提供(ライブやCDで)してくれて感謝しかないです。


あとは、前回のブログで伝えきれなかったライブの様子について。

ライブは終始ハイテンション。特にエリクが。でももちろん、他のメンバーも熱い演奏を披露してくれましたよ。ベースのジミー(顔がかわいい)も何度かギター側に来てくれました。

余談ですが、東京公演の時はジミーの奥様が私の前にいたそうです。(私は顔を知らなかったんだけど、隣にいたお友達が教えてくれた)ジミーが出番のない時にステージ横の扉から観客席の方に来て奥様に合図していたのが印象的でした。メンバーがスウェーデンに帰った日も、ジミー夫妻は日本に残って観光してたみたい。仲睦まじくて素敵ですね。


そしてデイヴ。普段は無表情なのに、ライブでノッてくると笑顔もちらほら。(そのたびに「アーーーーーッ笑ってるッ!!」と思って慌ててシャッターを切るんだけど、手ブレしまくりでいい写真撮れず)


ヨナは遠かったので、比較的まともな写真はこれだけ。

あとエリク。白のタンクトップ、黒Tシャツ、合気道の道着、大阪城Tシャツと、衣装替えが多かったですね。

脳挫傷を心配してしまうほど激しくヘドバンするわ、壁?によじ登ったりバク転したり、お客さんのスマホで自撮りしながら歌うしで、とにかく動く、動く。動きまくってテンションがより上がったのか、東京公演ではデイヴの顔を両手で挟んでブチューッとしていました。直後のデイヴの「おえっ」っていう表情が忘れられません。羨ましいけどね?(写真は自重)そして2015年の来日時もそうだったけど、エリクはライブ中に飲酒します笑。東京ではジャック・ダニエルを瓶からラッパ飲み。大阪では缶ビール。「今日は新しい言葉を覚えたんだ。"ビール!"」と缶ビールを高く掲げながら、オーディエンスに向かって新しく覚えた日本語を披露していました。かわいい〜。しかも「スウェーデンでは毎週金曜日にビールを飲むんだ。そして今日は金曜日!」と高らかに宣言。でもこの日は土曜日。結局その後「今日は土曜日!」と言い直してから「スウェーデンでは毎日ビールを飲むんだよ」と笑っていました。お茶目さん。その他にもクラウドサーフで会場後方まで行きそこで歌ったり、やりたい放題。本当に自由で活き活きとしていて、見ているだけで楽しくなります。

そんな、まるで少年がそのまんま大人の姿になったようなエリクですが、根はすごく真面目。ライブの途中で、おそらく招聘元の会社の人であろう女性をステージに呼び、自分たちのバンドを日本に呼んでくれたことに対する謝意を述べていました。2015年の来日時も、やはり感謝のコメントをしていたのを覚えています。破天荒に見えて、内面は義理堅いというか、侍みたい。なんて魅力的な人なんでしょう。

音楽が素晴らしいだけでなく、ライブパフォーマンスも最高、しかもこういう誠実で暖かい人柄に触れて、ますますファンになりました。もっとたくさんライブを見たい!これからも応援していこうと強く思った夜でした。

ここに載せきれなかった写真は後ほどまとめてアップします。(スマホなんで、大したクオリティじゃないけど)長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!m(_ _)m

0コメント

  • 1000 / 1000